• あり得ない取り組みの先にあり得ない結果はある。信州安曇野で果樹栽培をしています。

宮下農園

プロフィール

 自然豊かな信州(長野県)安曇野市で梨やスモモなどの果樹栽培をしています。

 私はこの安曇野に生まれ育ち、サラリーマン生活をしていました。一方、農園のオーナーだった(今は亡き)義父は、高齢となり農園の将来を心配するようになりました。義父が長年守ってきた農園ですが、私はずっと「手伝う」というスタンスでしたから、積極的に農業に関わろうとはしていませんでした。

 私自身が還暦を迎える頃には妻の両親も高齢となり、すでに農園を段階的に縮小していました。以前は梨だけでなくリンゴの栽培もやっていましたが、現在は自宅に隣接している梨畑に注力しています。

 私は定年退職を機に転職し、現在も嘱託業務に従事しています。兼業ではありますが、未経験だった農業へと徐々にパワーシフトすることにしました。当初は「問屋ファーム」という名称でWebサイトを開設しましたが、2025年より「宮下農園」と名称変更し、気持ち新たに家族皆で協力して農業を営んでまいります。

 まったく農業経験のない私にとっては予測もしない事態が次々と襲ってきます。問題点を修正しようと思っても、結果が出るまでには時間がかかります。予定通りに事が運ばない時には自身の忍耐力が試されている気がします。農業をする先輩が「農業には研究心が必要であり、最終的には従事する人の人間性が結果になる!」と言っていた事が思い出されます。

 農業をしていると天候に左右されることも多く、雑草とは常に戦いの日々です。次々と困難が立ちはだかります。そうした中、ふと気づいた周辺の風景や動物、植物には心が癒されます。樹々の間から聞こえるかすかな物音や風を感じる時、とても清々しい気持ちになります。そんな「時間」と「めぐみ」を与えてくれるおおらかさが、ここ信州安曇野にはあります。私なりな手法でご紹介できればと思っています。

宮下 博